2026.10.23
まず今日やってほしい、スマホとパスワードの3つの設定
知らない人に、メールやSNS(ライン・インスタなど)に勝手に入られる被害が増えています。消費者庁も2026年10月に「パスワードの使い回しをやめましょう」と呼びかけました。
むずかしい知識はいりません。今日、この3つだけやってみてください。1つ5分くらいでできます。
1.パスワードを変える(同じものを使い回さない)
1つのパスワードを、いろいろなサービスで使っていませんか。どこか1か所からもれると、ほかのサービスにも入られてしまいます。
全部を一度に変えなくて大丈夫です。大事なものから順番に変えましょう。
いちばん先に:メールとスマホのアカウント
Gmail などのメール、Apple アカウント(iPhone)、Google アカウント(Android)、携帯電話会社のアカウント。ここに入られると、ほかのパスワードも変えられてしまいます。
次に:銀行とクレジットカード
ネットバンキング、カード会社、スマホ決済(PayPay など)。
そのあと:SNSとネット通販
LINE、Instagram、Facebook、Amazon、楽天など。
よいパスワードの作り方 短い言葉をいくつかつなげると、長くて覚えやすくなります。名前・誕生日・電話番号は使わないでください。覚えられないときは、スマホの「パスワード」アプリ(iPhone)や「Google パスワード マネージャー」(Android)に覚えさせると安心です。
2.2段階認証(にだんかいにんしょう)をオンにする
2段階認証は、パスワードのほかに、スマホに届く数字(確認コード)も入れないとログインできないしくみです。パスワードがもれても、知らない人は入れません。
メール・LINE・銀行など、それぞれの「設定」の中の「セキュリティ」や「ログイン」のところにあります。「2段階認証」「2要素認証」「多要素認証」と書かれていることもありますが、どれも同じ意味です。
大切なこと スマホに届いた確認コードは、だれにも教えないでください。電話やメールで「コードを教えてください」と言われたら、それはだましです。銀行や会社の人が聞くことはありません。
3.スマホをなくしたときの守りをオンにする
スマホをぬすまれたときに、パスワードやお金の設定を勝手に変えられないようにする機能です。
iPhone の場合(盗難デバイスの保護)
「設定」を開く
灰色の歯車のアプリです。
「Face IDとパスコード」を押す
古い機種では「Touch IDとパスコード」です。パスコードを入れます。
「盗難デバイスの保護」をオンにする
見つからないときは、設定のいちばん上の検索に「盗難」と入れると出てきます。
Android の場合(盗難防止)
「設定」を開く
歯車のアプリです。
いちばん上の検索に「盗難」と入れる
機種によって場所がちがうので、検索がいちばん早いです。
「盗難検知ロック」などをオンにする
出てきたものを、ひとつずつオンにします。
SNSで広まっている話について
「確認コードの自動入力を今すぐオフにして」という話がSNSで広まっていますが、消費者庁の発表の中には、この呼びかけはありません。オフにしても困ることは少ないので、やっても構いませんが、まずは上の3つを先にやりましょう。
困ったときは
「勝手にログインされた」「お金が引き出された」など、困ったときは、ひとりで悩まずに相談してください。
消費者ホットライン「188」(いやや) 電話で 188 にかけると、近くの消費生活センターにつながります。お金の被害は、すぐに銀行やカード会社にも連絡してください。
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